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【出雲ツーリング Day4】出雲大社と石見銀山をめぐるバイク旅【鳥取・島根】

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本日のルート

【日付】2025年5月5日(月)
【天気】晴れ
【走行距離】276km

この日は、山陰道をメインに走りながら出雲方面へ。午前中は【出雲大社】で参拝し、その後は三瓶山のワインディングを抜けて【石見銀山】へ。夕方には日本海を望む【稲佐の浜】に立ち寄り、最後は地元スーパーでご当地グルメを調達するという、歴史と自然、そして食を満喫できるルートになりました。

本日のスポット

島根・鳥取の訪れた場所の感想や記録です。

ゲストハウスesp|ライダー同士の交流からスタート(鳥取)

朝、他のライダーとコーヒーを飲みながら、おすすめルートや観光地について情報交換。私は、皆さんより一足先に出発。今回一番訪ねたかった出雲大社に向けて出発。できるだけ早い時間に到着したかったので、無料の高速道路山陰道を走ります。

鳥取県ゲストハウスespの屋根付き駐車場に停まる、愛媛・岐阜・岡山在住ライダーとイギリスライダーのバイク
宿の屋根付き駐車場には、国内外のライダーのバイクがずらり。愛媛、岐阜、岡山、そしてイギリスから来たライダーも宿泊中で、バイク旅の交流が楽しめました。

道の駅はわいでコーヒーブレイク|山陰道の定番休憩スポット

昨日も立ち寄った「道の駅はわい」に、今日も朝の休憩で寄りました。ここは無料高速「山陰道」を走るときの定番スポットで、駐車場も広くツーリングの途中に立ち寄りやすい場所です。

山陰道は高台を走る区間が多く、右手に日本海、左手に山の景色が広がり、ツーリングには最高のロケーション!ただし、5月の朝はまだ少し肌寒く、シャツを着こんで走りました。

道の駅はわいの地図

出雲大社参拝|縁結びの神様に手を合わせるバイク旅

山陰道を走って約2時間、出雲大社へ。さすがに出雲大社の1kmほど手前からは、駐車場に入るための渋滞にはまります。が、それほど待たずに駐車できました

出雲大社の参道と鳥居

出雲大社の参道は、砂丘の頂点に向かって作られたそうで、鳥居の手前から、参道の入り口を眺める景色はスケールの大きさを感じます。バイクは本殿に一番近い駐車場に停められたので、この長い坂は歩いてません。坂のずっと下の鳥居から、本殿まで歩くのは、かなりの距離ですね(^-^;

島根県出雲大社の鳥居から見下ろす参道。長い坂が上へ続き、両脇には土産物店や飲食店が並んでいる
鳥居から見下ろす出雲大社の参道は長い坂道。参道沿いには土産物店や飲食店が並び、参拝前の散策も楽しめます。
出雲大社の大きな鳥居と『出雲大社』の石碑の横に、参拝客が多数訪れている様子
「『出雲大社』の石碑横にそびえる大鳥居。多くの参拝客が訪れ、歴史と荘厳さを感じる場所です。

鳥居の前に立った瞬間、自然と背筋が伸びます。

出雲大社の本殿へ続く参道。両脇に木立が並び、涼やかな雰囲気が広がる
木立に囲まれた出雲大社の参道。歩くだけで心地よい涼しさを感じるスポットです。

参道を歩くと空気が違うと感じるのは気のせいでしょうか?

出雲大社 拝殿と大しめ縄

出雲大社の拝殿外観。多くの参拝者で賑わう境内の様子
出雲大社の拝殿外観。参拝者で賑わう神聖な空間を間近に感じられます。

映像でしか見たことなかった、人の手で作られるしめ縄をまじかに見られて感動。境内では旅の安全と健康、世界平和を願って手を合わせました。

出雲大社の八足門。特別な日にしか本殿に入れず、ここから参拝する
出雲大社本殿の入り口「八足門」。本殿へは特別な日にのみ入ることができ、参拝者はここから手を合わせます。
出雲大社で奉納される神楽の様子。神様への祈りを捧げる伝統行事
出雲大社で行われる神楽奉納。神聖な空気の中、伝統の舞で神様に祈りを捧げます。

神様に捧げる神楽も見られて、いい経験になりました。参拝後、バイクで参道を下りながら、改めて出雲大社のスケールの大きさを感じました。

公式サイト:https://izumooyashiro.or.jp/

出雲大社の地図

三瓶山ワインディングロードと石見ワイナリーで休憩

三瓶山のワインディングロード

昨日、同じ宿に泊まったライダーが、三瓶山は気持ちよく走れるよ!と聞いてた通り、適度な高低差のあるワインディングを気持ちよく走ってきました。ちょうど休憩しようと立ち寄ったところにおしゃれな建物が!

石見ワイナリーでスイーツ休憩

石見ワイナリーでした!そういえば出雲大社の近くにも島根ワイナリーがありました。島根は葡萄の産地でもあるんですね!

運転中なのでワインはパス。かぼちゃのチーズケーキをいただき、ほっと一息。

島根県三瓶山にある岩見ワイナリーの建物外観
三瓶山の麓に佇む岩見ワイナリー。観光やカフェ、ワインの試飲も楽しめるスポットです

公式サイト:https://iwami.wine/

岩見ワイナリーの地図
岩見ワイナリーの窓際テーブルに並んだコーヒーとカボチャのケーキ
窓際のテーブルでほっと一息。岩見ワイナリー自慢のかぼちゃのチーズケーキとコーヒーを楽しむひととき

さすがにワインは飲めませんので、おいしそうだったかぼちゃのチーズケーキをいただきます。

島根県三瓶山東の原ふもとでバイクと一緒に記念撮影する様子
三瓶山東の原ふもとで、愛車と一緒に出雲ツーリングの思い出をパチリ

世界遺産・石見銀山散策|江戸時代の町並みとお土産探索

石見銀山世界遺産センター

ワイナリーから銀山方面へ。カーブの続く山道を抜けると、立派な木造のセンターが現れました。中には当時の坑道模型や、銀の流通についての展示がいっぱい。この日ツアーの受付は、既に終了。このセンターだけでも、見ごたえがあり、じっくり時間をかけたかったけど、自分の目で見ようと次に向かいます。

公式サイト:https://ginzan.city.oda.lg.jp/

岩見銀山世界遺産センターの地図

大森代官所前で出雲そばランチ

センターから大森の町並みへはすぐ。バス停横駐輪場(車の駐車場の奥)にバイクを停めて散策開始です。最初に目に飛び込んできたのは、趣のあるお蕎麦屋さん。今日は、さっきのケーキしか食べてなくお腹もペコペコだったので、すぐに入店。割子蕎麦と釜揚げそばがセットになった「代官そば」を頂きました。

昨日は、名物割子そばと釜揚げそばと悩んだので、両方食べれてラッキー!そして、両方とも美味しいかった~!

石見銀山おおもりやの外観、代官そばが名物の歴史ある建物
歴史を感じる建物、石見銀山おおもりやの外観。名物の代官そばを楽しめます
石見銀山おおもりやの代官そば、割子そばと温かい汁そば、天ぷら・とろろ・漬物付き
出雲そばの名物「代官そば」。割子そばと温かい汁そば、天ぷら・とろろ・漬物がセットになった豪華な一皿
お食事処おおもりの地図

おなか一杯になったあとは、カロリー消費!

大森の町並み散策

石見銀山 大森代官所の外観、江戸時代の建物を保存
江戸時代の歴史を感じる石見銀山の大森代官所の外観。観光散策の見どころのひとつです。
石見銀山の古民家を正面から撮影、木製窓枠が特徴
石見銀山に残る歴史的な古民家。木製の窓枠など、江戸時代からの伝統建築を感じられます。
石見銀山の街並み、中央の道の両側に歴史ある建物が並ぶ
石見銀山の中心通り。江戸時代から残る建物が並び、当時の町の雰囲気を今に伝えています。
石見銀山の街並み、建物の細部がよく見えるアップ写真
石見銀山の通りをアップで撮影。窓枠や木材の造作など、江戸時代の建築の細部まで楽しめます。

町並み散策は本当に楽しい!江戸時代からの建物がそのまま残っていて、実際に暮らしている方も多いそう。観光客向けのカフェや古民家ショップもあり、のんびりした空気感が最高でした。

石見銀山の有馬光栄堂、歴史を感じる和菓子店の外観
銀山時代から続く有馬光栄堂の外観。200年以上の歴史を持つ老舗和菓子店です。
有馬光栄堂の看板、「げたのは」と銀山時代から続くお菓子の説明
有馬光栄堂の看板には、銀山時代から伝わる「げたのは」の説明が書かれています。歴史を感じるお菓子の味を伝える一枚です。

途中に立ち寄った有馬光栄堂さんで、銀山時代の労働者も食べていたという「げたのは」と「銀山飴」を試食。どちらも素朴な甘さにほっとします。「銀山飴」は、黒糖の優しい甘さと大豆の食感がたまらなく、こちらをお土産に購入。どちらのお菓子も、ここでしか買えないようです。

見学するところは、たくさんあったのですが、気づくと16時。暗くなる前に帰らねばと、岩見銀山を後にします

道の駅ごいせ仁摩でお土産探し

帰りは山道ではなく海沿いルートへ。来るときはわからなかったけど、石見銀山から海まで近い!これが世界中に銀を届けた地理的利点だなと実感。道の駅 ごいせ仁摩では、明日島根を発つので、島根らしいお土産をゲット。

石見銀山から道の駅ごいせ仁摩の地図

稲佐の浜で夕日を眺める|神話の舞台を体感するバイク旅

夕暮れ時、日本海に面した【稲佐の浜】へ。
神々が集う浜として知られ、出雲神話の舞台を体感。

日が傾いてくる頃、日本海に面した稲佐の浜へ。ここは「神々が集う浜」として知られる神聖な場所。・・・ですが、今では駐車場もしっかり整備され、神聖な場所の雰囲気が、賑やかに(^-^;

稲佐の浜から見た島と神社、神話の舞台として知られる日本海沿いの風景
稲佐の浜から望む島と神社。神々が集うと伝わる神話の舞台を感じられる、日本海沿いの美しい景色です。
稲佐の浜の地図

ご当地スーパー「ラピタ」で出雲グルメ探索

出雲そばやしじみ、薔薇パンも発見

最後は、旅恒例、ご当地スーパー(^^♪ 「ラピタ」という所へ。実は、このスーパーはJAがやっているようで、島根県内にいくつか展開しているようです。

地元スーパー「ラピタ」に並ぶ出雲の割子そば
地元スーパー「ラピタ」の出雲そばコーナー。名物の割子そばがずらりと並び、観光客も楽しめるご当地グルメスポットかも!
地元スーパー「ラピタ」に並ぶ出雲の生蕎麦
地元スーパー「ラピタ」の出雲そばコーナー。生蕎麦や割子そばなど地元産の商品が豊富に並び、ご当地グルメを手軽に楽しめます。
出雲の地元スーパーで見る本場のしじみ|サイズも豊富
関東ではなかなか見られない出雲の本場しじみ。サイズも豊富で、新鮮さと種類の多さに驚きます。
出雲のご当地スーパーラピタに並ぶ大量の薔薇パン
噂の出雲名物「薔薇パン」がずらりと並び、その人気ぶりを実感。見た目もかわいらしく思わず手に取りたくなる一品です。

さすが、本場!割子そばや、出雲蕎麦が充実!しじみはサイズも豊富。そして、噂に聞いていた「薔薇パン」も発見!!

出雲ゲストハウスいとあん到着|歴史を感じる宿に泊まる

ラピタから宿まではほんの650m。今夜の宿は、昔旅館の別館だったレトロな建物をリノベーションしたゲストハウス、「 出雲ゲストハウスいとあん」さん。

出雲ゲストハウスいとあんの外観と停められたホンダ400X
レトロな長屋形式の建物をリノベーションした「出雲ゲストハウスいとあん」と、愛車CB400Xのツーリング記念ショット。
出雲ゲストハウスいとあんの玄関から続く廊下、レトロな雰囲気
玄関から続く廊下もレトロな雰囲気。昔の旅館をリノベーションした「出雲ゲストハウスいとあん」の趣を感じられる空間です。
出雲ゲストハウスいとあんの廊下、石がタイル代わりに埋め込まれたレトロな床
昔の旅館の趣を感じる「出雲ゲストハウスいとあん」の廊下。石が床に埋め込まれ、レトロで味わい深い空間になっています。

部屋は畳の和室に布団というスタイル。2人部屋でしたが、同室の方とカーテン等の仕切りはなく、ちょっと気を使いました。・・・が、私の場合は食堂で過ごし、あとは、寝るだけだったので、問題はありませんでした。一人でゆったり過ごしたい方は、落ち着かないかもしれませんが、長屋形式の造りで、どこか懐かしさが漂い、歴史を感じさせる雰囲気は魅力的でした。

公式サイト:https://guesthouse-itoan.com/
ドミトリー:男性・女性専用部屋 1泊3,200円

ゲストハウスいとあんの地図

ちなみに出雲の神様が集まる旧暦10月(新暦11月)は、1年で一番人が集まるそうで、こちらの宿も11月は、ドミトリーで4,000円となります。

この時期宿を探すのは早めに探した方が良さそうです。
出雲の格安宿を見てみる

本日の夕食

今日は、お刺身を半額でGET!お刺身のつまを洗い、レッドキャベツのスプラウトと合わせて、サラダに。ちょっとだけお肉も焼いて。デザートに白バラ牛乳のシュークリーム(^^♪ このシュークリームは、あっさりして、ミルクの甘みが程よく感じられて美味しかったです。

宿での出会いと旅の交流

この日は、日本に来るのが23回目という息子と同年代の韓国人旅人と日本語で、あれこれ情報交換。ソウルから米子まで直行便があるから、鳥取、島根はよく来るようで、航空券も安い時期は往復12,000円くらいだそう(◎o◎)!

境港を走っているときに、所々韓国語の表記があったのは、そういうことか!と彼の話を聞いて納得。同じような顔してるのに文化や考え方の違いが興味深いので、日頃、韓国ドラマを良く見るのですが、疑問に思っていたことを、彼に直接聞けたのも良かった!楽しい1日の終わりとなりました。

明日はとうとう帰路 (´;ω;`) 今回、駆け足で鳥取、島根を観光したけど、次回、行きたいところもたくさん見えてきました。

まとめ|出雲・石見バイクツーリングの見どころと感想

出雲大社で背筋が伸びるような参拝をしたあと、三瓶山のワインディングを駆け抜け、石見ワイナリーでスイーツに癒される時間は最高でした。世界遺産の石見銀山では、江戸時代から続く町並みや伝統菓子に触れ、歴史の息吹を感じられます。夕暮れの稲佐の浜では、日本神話の舞台に立って感動。最後にラピタで地元の食材を見つける楽しみも。

歴史・自然・グルメの魅力を一日で体感でき、バイクならではの自由な旅の楽しさを実感した、思い出に残る島根ツーリングでした。

本日の立ち寄りスポット

出雲ツーリング全6日間のルートとスポットはこちら

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