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【能登ガス海老旅3日目】能登から富山へ|円筒分水と湧水キャンプを楽しむ日

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本日のルート

※Googleマップの仕様により一般道経路で制作していても、高速道路が表示される場合があります。正確なルートをご確認いただく際は、地図リンク先で「高速道路を使わない」を選択してください。

日時:2025年4月20日(日)
天気:雨→くもり→雨
走行距離:135km(下道)

能登を出発し、富山県氷見市を経由して魚津方面へ。
途中で「道の駅 氷見」に立ち寄り、その後は円筒分水槽(貝田新・東山)を訪れました。
雨が強まる前に日本海側沿いにある入善町の園家山キャンプ場へ向かい、夜は地元スーパー「大阪屋」で買った食材をバンガローで楽しみました。

本日のスポット

実際、訪れた場所の感想や記録を綴っています。
どなたかの旅のヒントになれば嬉しいです。

朝の出発と朝食

朝ごはんは、昨日の残り物を活用して、サクッと朝食。食後にいただいた、いちごと小豆の寒天が、なんだか嬉しい朝のご褒美。

能登のガス海老と山菜が入った炊き込みご飯がお皿に盛られた様子
昨日の残り物を加えて、作ったガス海老の炊き込みごはん。昨日とは、また違った味でおいしい。
フランスパンが焼かれバターを塗ってある様子
誰かが持っていたフランスパンも有効活用
オムレツがお皿に盛られている様子
残った材料を無駄なく使う
レタスのサラダがお皿に盛られている様子。
野菜も!
ガス海老の殻でだしをとったみそ汁。
ガス海老の殻でだしをとったみそ汁。
いちごと小豆の寒天デザート
朝から甘い物が嬉しい。小豆の甘さとイチゴの酸味が合わさって美味しい。

チェックアウトは10時。それまで、コテージの中では「どこ行こう?」とみんなでわいわい談義。すぐ帰る人、さらに旅を続ける人、それぞれの旅路へと向かいます。

外は、あいにくの空模様。小雨がパラつくなか、カッパを着込み、ライダー仲間に挨拶して出発しました。

家族コテージノトイエで出発準備のバイクの様子
車組とバイク組の出発の様子

道の駅 氷見でちょっと寄り道

今日のメインに考えていた「春の四重奏」は、明日の晴れ予報を狙って延期。代わりに、昨日おすすめされた「東山円筒分水槽」と「貝田新円筒分水槽」を目指すことに。いつの間にか、雨も止んでました。

ところが、走っていると「道の駅 氷見」の案内が見えたので、寄ってみることに。以前、氷見魚市場食堂は行ったことあるけど、道の駅は、行ったことありませんでした。

道の駅氷見の店内に飾られた漁船の展示
店内に展示された漁船。能登・氷見の海と漁師文化を感じられる一枚です。
道の駅氷見の顔出しパネル『ぶり小僧』で
氷見に来ました!』と書かれたブリ小僧の顔出しパネル。思わず記念撮影したくなる。

たまたま入ったところが食堂とレンタルサイクルの案内の所で、さびれた雰囲気で、お土産物もあまり売ってなく、何もないや、雨降りそうだし、次行こう!と、さっさと帰りましたが、帰ってホームページを見ると、他の建物に色々あった模様(^-^; 

氷見は忍者ハットリくんの町でもあるようで、所々にハットリくんが見れました。
「ハットリくんロード」という所もあるようなので、ちょっと気になりつつ次に向かいました。

東山円筒分水槽・貝田新円筒分水槽へ

貝田新円筒分水槽

次にまず向かったのは、貝田新円筒分水槽。
立山からの雪解け水が流れ込むこの地では、黒部川の水の勢いに圧倒されます! ここで実感、立山の豊かな水が、美味しいお米を育むんだなぁ。水の流れが渦を巻く様子は、まるで自然が作ったドラゴンアイみたい。

貝田新円筒分水槽で水が渦を巻きながら流れる様子、青く澄んだ水
立山の雪解け水が流れ込む貝田新円筒分水槽。ブルーに輝く水が渦を巻きながら田んぼへと注がれ、自然の美しさを実感できます。
貝田新円筒分水槽の地図

東山円筒分水槽

続いて訪れた東山円筒分水槽は、日本一美しいと言われるだけあって、整備された駐車場や案内板もあり、富山の推し観光地らしい雰囲気。
訪れた時も、数組の見学客がいて人気ぶりがうかがえました。周囲には田んぼが広がり、うっすら雪化粧した立山も望めます。曇り空でも、その景色には心が躍る!

東山円筒分水槽で勢いよく流れる青い水の様子
「『日本一美しい円筒分水槽』として知られる東山円筒分水槽。立山の雪解け水が渦を巻きながら流れ、澄んだブルーの水が田園風景に映えます。
立山の雪解け水が勢いよく流れ込む東山円筒分水槽。青く澄んだ水の動きに自然と見入ってしまいます。
東山円筒分水槽の地図

雨に備えて、園家山キャンプ場へ(富山入善町)

だんだん雨脚が強くなってきたので、予約していた園家山キャンプ場へ向かうことに。
今日は確実に雨。そこで、ありがたいことに開いていたバンガローを確保しておきました。テントなら無料ですが、バンガローは2,000円。それでも、雨風をしのげる安心感には代えられません。

富山園家山キャンプ場の受付と自転車用の屋根付き駐車場に停まっている400x。
受付の方のご厚意で、雨の中でも安心してバイクを屋根付き駐車場に停められました。

キャンプ場に到着し、受付を済ませます。ゴミは分別して捨てるスタイル。
場内は、湧水が流れっぱなしの炊事場もあり、近くには湧水スポットも点在。調べてみると、富山は全国屈指の湧水量を誇るようです。どおりで、お米が美味しい!美味しいお米の秘密にまたひとつ納得。

富山、園家山キャンプ場の炊事場では、豊富な湧水が絶えず流れています。水の透明感と勢いを感じながら、料理や片付けが快適に行える様子。
キャンプ場の洗い場には湧水が惜しみなく流れ、清らかな水で調理や後片付けができます。

炊事場では、海洋深層水で育ったカキやアワビも販売されていましたが、一人旅なので今回はスルー。
ちなみに、バイクを停める場所を相談したところ、親切に屋根付きスペースを案内してもらえました!(本来は自転車用らしいですが)

富山園家山キャンプ場の広がる松林と静かな林間スペース
園家山キャンプ場の松林は落ち着いた雰囲気。
松林の中に建つ園家山キャンプ場のバンガロー全景
園家山キャンプ場のバンガローは松林に囲まれ、雨の日でも落ち着いて過ごせる安心の宿泊施設です。
両側に2段ベッドがあり、中央にテーブルが置かれた園家山キャンプ場バンガローの室内
バンガロー内は両側に2段ベッドが配置され、中央にはテーブルが置かれた使いやすいレイアウトです。
入善海洋深層水』と大きく書かれたポスター。近くで海洋深層水を使って育てられたカキの販売場所が案内されている
海洋深層水で育った入善産カキの販売場所が紹介されたポスター。新鮮な海の恵みを味わえるスポットです。
園家山キャンプ場のかまど場の木製看板に、BBQ用の殻付きカキの販売案内が掲示されている様子
キャンプ場でBBQを楽しむ人向けに、殻付きカキの販売場所が案内された看板。地元の海の幸を手軽に味わえます。
園家山キャンプ場の屋外かまど場の全景。
松林の中に設けられたかまど場。炊事やBBQに使える設備が整っており、湧水も利用可能です。

公式サイト:https://www.town.nyuzen.toyama.jp/gyosei/soshiki/kirakira/1/3/1685.html

園家山キャンプ場の地図

地元スーパー「大阪屋」で夕飯探し

お昼ごはんを食べそびれていたので、近くの「大阪屋」というスーパーへ買い出しへ。
(富山なのに大阪屋?とちょっとツッコミつつ笑)
店内には、海沿いならではの豊富な練り製品やご当地かまぼこが並びます。かにも安いな~。ビーバーや白エビのサラダせんべいもこちらならでは!
食材は悩みつつ、お刺身・お寿司・お肉を購入。野菜は…寒くてサラダ気分になれず、調理も面倒と断念(笑)。

富山・黒部の地元スーパー『大阪屋』で販売されているご当地かまぼこ『くろべ』のパッケージ
富山の地元スーパー『大阪屋』で発見したご当地かまぼこ『くろべ』。海沿いならではの練り製品が豊富です。
白エビをあしらった富山のご当地かまぼこ
富山ならではの食材、白エビがのったかまぼこ。見た目も可愛く、お土産にもぴったりです。
売り場に並ぶボイルズワイガニの山
新鮮なボイルズワイガニがずらり。見ているだけでテンションが上がる光景です。
三幸製菓の白エビせんべいのパッケージ
富山ならではのお土産、白エビの風味がぎゅっと詰まったせんべい。関東ではあまり見かけません。
のどぐろビーバーと白エビビーバーが売り場に並ぶ様子
石川・富山のご当地お菓子、のどぐろと白エビを使ったビーバーがずらりと並んでいます。

キャンプ場での夕食

キャンプ場に戻ったら、もう16時近く。昼夜兼用のごはんタイム。
バンガローの中でゆっくり夕食を楽しみ、明日の行程を考えながらまったり。
夜はしっかり雨が降り、他に宿泊していた方は車中泊された方もいたようです。

スーパー大阪屋で購入したぶりのお刺身の皿盛り
地元スーパー「大阪屋」で手に入れた、新鮮な氷見ぶりのお刺身。海沿いならではの味わいをキャンプ場で堪能しました。
富山ご当地スーパー大阪屋でかったホタルイカのお刺身
富山の名産、ホタルイカのお刺身。小さくても旨味がぎゅっと詰まった一品です。
地元スーパーで購入した富山産和牛ロースの焼肉用パック
地元・富山産の和牛ロース。キャンプ場でのバーベキューにぴったりの一品です。
コンパクトに楽しむキャンプ焼き肉。100均の固形燃料でも十分に焼けます。
地元スーパー「大阪屋」で調達したお寿司と、冷たいビールでゆったりキャンプ晩酌。雨の中でもバンガロー内で快適に楽しむ、簡単ながら贅沢な昼ごはん。
海の幸を味わいながら、雨でも富山を満喫しました。

私が泊まった日は空いていましたが、ゴールデンウィークは満員になるとか。普段はテント泊なら予約不要で泊まれるみたいですが、連休時は早めに確認しておいた方が良さそうですね。

目の前の海は特に絶景というわけではないけれど、バーベキューもできるし、いろんな場所へのアクセスもいいので、人気の理由がわかります。
このあたりは、格安や無料のキャンプ場も多い様子。ただ、無料だとマナーの悪い人もいるので、私はきちんと管理された場所派。今回は、鍵付きのバンガローで安心して夜を過ごせました。

公式サイト:https://www.town.nyuzen.toyama.jp/gyosei/soshiki/kirakira/1/3/1685.html

富山周辺の格安宿を見てみる

まとめ|能登から富山への移動日

2日目は、能登から富山へと移動しながら、円筒分水槽で富山の豊かな水に触れ、キャンプ場で仲間と過ごす夜を楽しみました。
天気は雨模様でしたが、バンガロー泊のおかげでゆったりとした時間を過ごせ、地元スーパーで見つけた食材で夕食を囲むのも旅ならではの楽しみ。
のんびりした移動日になりました。

本日の立ち寄りスポット一覧

【能登ガス海老旅】4日間の記録はこちら

  • 1日目:神奈川~阿南温泉かじかの湯キャンプ場
    神奈川県茅ケ崎市を出発し、自然豊かな阿南温泉かじかの湯キャンプ場へ。テント設営や焚き火を楽しみながら、初日の旅のワクワクを満喫しました。温泉で体を温めつつ、春の陽気を感じるスタートです。
  • 2日目:阿南温泉~昼神温泉~家族コテージノトイエ(能登)
    昼神温泉で朝市と花桃鑑賞後、能登の家族向けコテージ「ノトイエ」へ。能登ガス海老をはじめ、地元で採れた新鮮な野菜や山菜を堪能しました。コテージ滞在で、仲間とのんびり語らう時間も。
  • 3日目:能登~園家山キャンプ場(富山・入善町)
    能登から富山へ移動し、円筒分水や湧水スポットを巡りました。富山の豊かな水が育む自然や景色を体感し、園家山キャンプ場のバンガローで雨を気にせずゆったり宿泊。夜は地元スーパーで仕入れた新鮮食材でキャンプ飯を楽しみました。
  • 4日目:園家山キャンプ場(富山・入善町)~高山~神奈川
    最終日は富山・朝日町へ向かい、春の絶景「桜・菜の花・チューリップ・残雪の立山連峰」の春の四重奏を満喫。美女街道や開田高原の絶景ポイントも走りながら、地元グルメを味わいつつ神奈川へ帰路につきました。春の陽気に包まれた、心も体もリフレッシュできる旅の締めくくりです。

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