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キャンプツーリング白馬ハンターカブ

牛伏川フランス式階段工と筑北村の切通しへ|長野の穴場巡り【夏の白馬ツーリング4泊5日・5日目】

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お盆の青木湖キャンプも、いよいよ最終日。週末も休みなので、今日はさっさと片づけをして、のんびり帰ることにします。

とはいえ、天気予報を見ると午後からは崩れそう。まあ、雨は覚悟して帰ります。

でも、そのまま帰るのはもったいない。前から一度見てみたいと思っていた「牛伏川フランス式階段工」。ここを今日の目的地にしました。

そして地図を眺めていると、筑北村に「切通し」があるのを発見。なんだか面白そう。せっかくなので、こちらにも寄ってみることにします。

本日のルート

主なルート 青木湖~筑北村切通し~牛伏川フランス式階段工~国道20号~茅ヶ崎

青木湖~筑北村切通し~牛伏川フランス式階段工~国道20号~茅ヶ崎
今回のツーリング全体ルート
▶ 実際に走った詳細ルートを見る

日時:2026年8月13日(木)
天気:晴のち曇り
走行距離:約270km

今回の動画はこちら

今回のツーリングの様子はYouTubeでも紹介しています。筑北村の気持ちのよい道や、歴史を感じる切通し、牛伏川フランス式階段工の美しい水の流れなど、動画ならではの景色も楽しんでいただけたら嬉しいです😊
(10/9(金) 19時公開予定です)

青木湖キャンプ場を出発

長野・青木湖キャンプ場での青木湖から朝日が上がる様子
季節、時間、天気で見える景色が毎回違うのがいい

片づけを済ませて、8時34分にキャンプ場を出発。

筑北村といえば、私が思い浮かべるのは、ライダーにはおなじみの元気な礼子さんがいるペレファ・カフェ。私も過去に2度訪れています。

……それ以外は、正直あまり思い浮かばない(笑)。大きな観光地もないし……たぶん💦

でも、走ってみると道がいい! 車もほとんど通らず、アップダウンにクネクネ、そして時々ストレート。私の好きな道です。標高も比較的高く、木々が多いので木陰もたくさん。暑い時期だけど、涼しく気持ちよく走ることができました。

麻績村の小切通し|善光寺街道に残る歴史の道

そして地図で見つけた最初の目的地、小切通し。高速道路横の脇道を走り、曲がった先にありました。

長野県麻績村の小切通
ここだけ、異空間

今は舗装路になっているけれど、道路の両脇には岩。狭い道幅と、このちょっとした峠感。昔の道の雰囲気を、今でも少し感じることができます。

長野県麻績村にある善光寺参りのための小切通
ノミで切り開いたとか!

バイクを降りて案内板を見てみると、ここは昔、善光寺参りの人たちにも利用された道だったそう。

ここから善光寺まで😲

今ならバイクで走れば、それほど時間もかからず行ける距離。でも昔の人たちは、自分の足で何日もかけて歩いて行ったんですよね。そう考えると、すごいな~。

▶筑北村の切通について(筑北村公式サイト)
▶小切通Googleマップ

筑北村の大切通し|岩を切り開いた善光寺街道

長野県筑北村にある大切通
何百年とここにあると思うと感慨ふかい

小切通しから数分。続いて大切通しへ。

長野県筑北村の大切通近くにある駐車スペース
すぐ近くに駐車できる場所がある

「小」もすごかったけど、「大」というだけあって、こちらはさらにすごい。岩を人の手で切り開いた道です。

帰ってから調べてみると、大切通しが最初に切り開かれたのは、なんと1580年。その後も何度か工事が行われ、旅人だけでなく牛や馬も通りやすい道へと広げられていったそうです。今も岩肌にはノミの跡が残っているのだとか。

あの岩を、人の手で……。

そして小切通しにも石仏がいくつかありましたが、こちらにも岩の上などに何体もの石仏が残っています。周辺には、江戸時代の庶民がつくったとされる観音像や馬頭観音などが残っているそう。

雨や風にさらされながら、今も残っている歴史の跡。いや~、すごい。

今はバイクであっという間に通り過ぎられる道。でも昔は、ここを歩いて善光寺を目指した人たちがいたんですね。

▶大切通Googleマップ

青柳宿も、ちゃんと見ればよかった

帰ってからさらに調べてみると、近くには善光寺街道の『青柳宿』がありました。善光寺へ向かう人たちが行き交った宿場町で、今でも石垣や水路などに当時の面影が残っているそうです。

昔の人たちは、ここで身体を休めて、また善光寺へ向かって歩いていったのかな~。

そう考えると、こちらもゆっくり見てみればよかった。というのも私……さ~っと通り過ぎただけ(笑)。

こういうの、帰ってから知るんですよね。また来る理由ができたということで。

▶青柳宿Googleマップ

道の駅さかきたで長野特産のワッサーを発見

長野県にある道の駅さかきた。直売所で長野県生まれの「ワッサー」が沢山販売されている様子
ワッサーがたくさん!

道の駅さかきたは初訪問。小さな道の駅ですが、駐車場は広めです。残念ながら食堂は閉まっていましたが、直売所は開いていました。

そこで見つけたのが、ワッサー!

神奈川では、まず見かけません。でも、こちらではやっぱりポピュラーなんですね。

買って帰りたい気持ちはある。でも、いくら硬めとはいえ桃の仲間。しかも振動の多いハンターで、ここから家まで……。帰る頃には、きっと傷んでる💦

ということで、ワッサーはまた来た時のお楽しみに。

おやきなどもありましたが、そこまでお腹も空いていなかったので、店内を眺めて出発します。

▶道の駅さかきた公式サイト
▶道の駅さかきたGoogleマップ

走っても走っても筑北村(笑)

ここからは、本日の一番の目的地、牛伏川フランス式階段工へ向かいます。

道はずーっと下り坂。そして走りながら思ったこと。

筑北村、広い!

走っても走っても筑北村(笑)。
実は帰ってから調べてみると、長野県77市町村の面積では41番目でした💦

これはいつか、筑北村をあちこち走ってみないといけないな~。

そんなことを考えながら進んでいると、だんだんお腹が空いてきました。でも……めぼしいお店がない。

フランス式階段工へ行く前に何か食べておきたい。そう思っていたところ、JA系スーパーの敷地に雰囲気のよいラーメン屋さんを発見。そして……ジェラート店もある!

もちろん見逃しません(笑)。

この瞬間、「ラーメン→ジェラート」の構図が頭の中にパッと浮かびます。

中華蕎麦日暈(ひがさ)へ

長野県。中華蕎麦日暈の醤油ラーメン
無添加なのは嬉しい

そのまま吸い込まれるようにラーメン屋さんへ。JA松本ハイランドのファーマーズガーデンの一角にあります。

店内は清潔感があり、店員さんの「いらっしゃいませ!」も気持ちいい。注文はタッチパネル。なかなかの最新式です。

店内にはサイン色紙もたくさん飾ってありました。人気店なのかな?

注文したラーメンは、昔ながらの醤油味の中華そばという感じ。麺もきれいに盛り付けられていて、とても上品です。スープは無化調。

私は喜多方ラーメンのようなコシのあるタイプの麺が好きなのですが、こちらはそれとは違うタイプの麺でした。これは好みですね。

ごちそうさまでした。

▶中華蕎麦日暈(ひがさ)インスタグラム
▶中華蕎麦日暈 Googleマップ

次は、もちろんジェラート

JA松本ハイランドファーマーズガーデンにあるソフトクリームショップ
正直、期待してなかったけど美味しかった!

ラーメンの後は、ViVa.booジェラート(笑)こちらもJA松本ハイランドのファーマーズガーデンの敷地内にあります。

地元のミルクや果物を使ったジェラートです。人気なのは揚げパンソフトということですが、選んだのは、リンゴとミルクのミックス。

リンゴの爽やかさとミルクの甘さがちょうどいい。おいしくいただきました。

▶ViVa.boo(ビバブー)うちだ店 インスタグラム
▶ViVa.boo(ビバブー)うちだ店 Googleマップ

牛伏川フランス式階段工|石積みが美しい歴史的砂防施設

実は牛伏川フランス式階段工へ向かう道は、このJAの横から続いています。

道はだんだん細くなり、上り坂へ。でも、きれいな舗装路で気持ちいい。

途中、牛伏寺(ごふくじ)を通過します。道路から牛伏寺へ続く参道が、かなりの存在感。思わず「こっち?」と進んでしまいそうになりますが、そちらではなく横の道へ。沢を眺めながら進んでいきます。

途中には川遊びに来ているらしい車が数台。お弁当らしきものを食べている人たちもいました。地元の方の川遊びスポットなのかな?

そのまま進んでいくと道は行き止まり。駐車場があるので、ここにバイクを停めて、ここからは歩きます。

ヘルメットを脱いだ瞬間、メガネが……

フランス式階段工までは、歩いて数分。歩けないような道ではありません。ただ……ジメジメ(笑)。

木々に覆われているうえに沢沿いなので、とにかく湿気がすごい。ヘルメットを脱いだ瞬間、メガネが一気に曇りました(笑)。

遊歩道にも水が流れているところがあり、途中にはぬかるんでいる場所もあります。

歩き始めるとフランス式階段工はすぐに見えてきますが、せっかくなので奥まで歩いて、近くまで行ってみました。

流れる姿が美しい牛伏川フランス式階段工

牛伏川フランス式階段工
積みあがった石と水の流れる様子が美しい

そして目の前に現れたフランス式階段工。

いや~、写真で見ていた通り。素晴らしい。そして美しい!

さすが、おフランス(笑)。

でもこれ、ただ美しく造ったわけではありません。かつて水害を繰り返していた牛伏川。その水の勢いを弱め、川底や岸が削られるのを防ぐために造られた砂防施設なんだそうです。

フランスの渓流砂防を参考にしたことから、「フランス式階段工」と呼ばれるようになったそう。

そして驚いたのが、この石積み。約140mも続く水路の大部分が、熟練した職人さんたちの石積みで造られています。

しかも当時は、使う石を鉢伏山などから人が背負って運んだのだとか。

これだけの石を……人が?😲

牛伏川の砂防工事は明治18年から大正7年まで、33年にもわたって続けられました。フランス式階段工は、その大事業の最後を締めくくるように造られたもの。

100年以上、雨や雪、川の流れにさらされながら、今もここに残り、砂防施設として役目を果たしています。

コンクリートで固められた水路とはまったく違う、周りの森に溶け込むような美しさ。

これは実際に見に来てよかったな~。

※駐車場からフランス式階段工までは徒歩数分。遊歩道は木々に囲まれた沢沿いの道で、湿っている場所やぬかるみもありました。歩きやすく滑りにくい靴がおすすめです。

▶松本旅のしらべ(松本市公式観光サイト)
▶牛伏川フランス式階段工Googleマップ

ここから鉢伏山へ行けるの?😲

牛伏川フランス式階段工から鉢伏山への案内看板
ちょっと歩いてみたくなるが…バイク、車、どうする?問題…

そして、もうひとつ驚いたこと。ここから歩いて鉢伏山へ行けるらしい。

えっ、ここから?😲

鉢伏山といえば、私の中では高ボッチ高原からすぐのお山。頭の中では「高ボッチ側のお山」というイメージだったので、ここから歩いてつながっていることにびっくり。

地図で見るのと、実際にその場所に立って知るのとでは、やっぱり違いますね。

▶鉢伏山(岡谷観光情報サイト)
▶鉢伏山Googleマップ

そろそろ家に帰ります

見たかったフランス式階段工も見ることができたので、そろそろ家に帰ります。

向かう先には、だんだんと雲が広がってきました。まあ、これは朝からわかっていたこと。今日は雨覚悟です。

甲府のローソンでカッパ装着

甲府まで来たところで、雨がポツポツ。ローソンに寄って、ここでカッパを装着します。

すると隣に、ちょっと派手めな車が停まりました。降りてきたのは、クラブで踊っていそうな若い子(笑)。

なんか、こっちをジロジロ見てる……。

ちょっと怖いな~💦

と思っていたら、「かっこいいですね!」と、ハンターを褒めてくれました(笑)。

なんだ、いい子じゃん。

ちょっと嬉しい(笑)。

カッパを着込んで、再び家へ向かいます。

無事帰宅

結局、雨らしい雨に降られたのはほんの一瞬。その後はほとんど降られることなく、18時37分、無事に家まで帰ることができました。

キャンプ最終日。さっさと片づけて、のんびり帰るつもりだったけど、小切通し、大切通し、ラーメン、ジェラート、そして一番見たかった牛伏川フランス式階段工。

なんだかんだ、しっかり寄り道して帰ってきました(笑)。

それにしても筑北村。走っても走っても筑北村だったな~。

青柳宿も、さ~っと通り過ぎちゃったし、まだまだ知らない場所もありそうです。ここはまた、ゆっくり走りに来ないとね。

これで、お盆の青木湖キャンプも終了。

無事帰宅です。

本日の立ち寄りスポット一覧

08:34 青木湖キャンプ場 宿泊地を出発
09:26 小切通し 善光寺街道の歴史
09:36 大切通し 岩を切り開いた道と石仏
09:51 道の駅さかきた 地元の農産物・ワッサー 
11:07 中華蕎麦日暈(ひがさ) 無化調の醤油ラーメン
11:37 ViVa.boo(ビバブー)うちだ店 地元の果物を使ったジェラート
11:54 牛伏川フランス式階段工 美しい石積みの砂防施設


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